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オンナの指南書

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暴言を吐く義母にうんざり…… 今後どう接していけばいいのかわかりません

相手のいないところで暴言を吐く義母。今までは賛同も否定もせず受け流していましたが、先日、障がいを持ついとこの子供の身体的なことまで言っていて、ついに頭にきました。会話が低次元過ぎて疲れます。今後どう接していけばいいでしょうか。

あなたの“心の幸せ”を保って

 今回の出来事はあなたの心の一線を崩すものだったのですね。改善困難なことを言われるのは不愉快で、暴言を耳にするあなたが大変つらい立場にあることがわかります。
 感情は自分や一般にいう「普通」と比較評価することで、不憫に思ったり恵まれて感じたりします。義母様は自分を「普通」という位置に置いて評価し、さげすんだ……つまり○○な子供だとレッテルを貼ったわけです。では、あなたが義母様に対して「会話が低次元過ぎて」というのも、ご自身を「普通」という位置に置きレッテルを貼ったことになるのかも。障がいも「個性」であり、義母様の様子も個性。そこを“障がいは別”と感じるのなら、それもまたレッテルだったり……。義母様が陰口は言っても相手へ直接言わないのは、あなたが義母様に直接言わないのと同じ、ある種の配慮かもしれませんね。 
 本意でないことを聞いた時に、受け流したり適当に相づちを打ったりすれば「聞いてくれている=同調」と解釈する方もいます。本意でなければ聞きたくないことを伝えるか、その場を離れるなど場面を変えることも大切かも。周りの言動で不愉快になってしまうのはもったいない。あなたの心を幸せに保つことができるのは、あなただけ。不愉快な言葉すら耳に入らないくらい幸せ気分のあなたでいてほしいと私は感じます。あなたの相談に今一度振り返る機会をいただきました。ありがとうございます。

今週の指南役

野中香奈子
コミュニケーション教室スマイルカラー主宰。才能カラー心理学考案。看護師。笑いと言葉、色の効果で良好なコミュニケーションを育む講座を開講。

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