おんなの指南書

オンナの指南書

亡くなった父が善意で貸したお金 何事もなかったかのように振る舞われ…

母の妹夫婦に借金があったため、私の父が叔父とその次男に200万円以上貸しました。しかし、父が亡くなると返済をしなくなり、母から請求を…とも言われましたが、母も私も言えませんでした。そして、今年母が亡くなったのですが、知らん顔で一言もないことが悲しくてたまりません。(52歳女性)

時効によって権利が消滅する前に、 まずは行動を!

あなたのご両親が200万円以上を貸したのに、何事もなかったかのようにされているのですね。貸し付けの裏付けとなる証拠(借用証書など)は残っていませんか?借りて最後の返済から10年経過すれば時効によって権利が消滅する可能性があります(改正前民法適用の場合)。
どうしても納得がいかなければ、時効になる前に訴訟を起こすことは可能です。裁判をすることへのハードルが高ければ、簡易裁判所で民事調停を起こすこともできます。話し合いによる解決を促してくれるところですから、利用を検討されてはいかがでしょうか。
さすがに親族間で争いは避けたいと思われるかもしれません。その時は、お母さまの法事の際などに、勇気を出して「あの時の借金はどうなっていますか?」と尋ねてはいかがですか?先方も、実は気になっているのかもしれませんよ。「少しずつでも返してもらえませんか」と要請しましょう。少しでも返済してくれたら、時効の完成が猶予されることになり得ます。モヤモヤを解消するために、思い切ってまずは行動してみましょう。

今週の指南役

南谷敦子
南谷綜合法律事務所代表弁護士。九州大学法学部卒。平成11年弁護士登録。医療機関、企業、家庭などの法律問題を広く扱う。

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